インド仏教2

インドで定住した、アーリア人は
家族主義で農耕・牧畜に従事しながら、
氏族を中心とする農村社会を形成していきます。

その中心になるのが、司祭者であり、
祭式を収めた祭儀書(ブラーフマナ)です。

祭式の執行という専門的知識と経験が必要なことから、
世襲の職業として定着し、
社会における高い存在となっていくのです。

これが、社会階層制度を形成することになるのです。
おれが現在にまで残る、カースト制度です。

① バラモン 司祭者
② クシャトリア 王族
③ ヴァイシャ 庶民
④ シュードラ 隷民

次回は、思想・哲学について触れます。